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◇ウーパールーパーや「人面魚」 札幌市厚別区のサンピアザ水族館が今月、開館40周年を迎えた。これを記念した特別展「なつかしの生き物、集めてみました。」が29日〜5月8日に開かれる。開館当初に人気を集めたウーパールーパー、深海生物ブームで注目を集めたオオグソクムシなど、過去に話題になった生き物を一挙に紹介する。 同館は1982年に開館した。館内では魚類を中心に約200種1万点を展示。商業施設内にあるため水族館としてはコンパクトだが、その分生き物との距離が近く、表情や仕草までじっくりと観察できる。季節ごとに年5回の特別展を企画しており、何度行っても新しい発見があるのが魅力だ。 今回の特別展では、80年代に人気を博したウーパールーパー(メキシコサンショウウオ)のほか、人面魚といわれたニシキゴイ、ディズニー映画「ファインディング・ニモ」でおなじみのカクレクマノミなど、開館から40年間に注目を集めた生き物たちが大集合する。それぞれの生態や特徴などに加え、ブームを引き起こしたきっかけについても紹介。開館以来、世の中であった出来事を年表にして展示し、同館の歩みを振り返る。 同館の担当者は「今の子育て世代が子どものころ、ウーパールーパーや人面魚が流行した。大人にとっては懐かしく、子どもには初めて知ることが多いはず。親子で楽しんでほしい」と話している。
◇所在地 札幌市厚別区厚別中央2の5の7の5。電話011・890・2455。営業時間は、4〜9月は午前10時〜午後6時半、10〜3月は午後6時まで。(入館は閉館30分前まで)。入館料大人1000円、65歳以上720円、3歳〜中学生400円。年中無休。特別展の期間中は、中学生以下の毎日先着100人に40周年記念クリアファイルをプレゼント。
◇毎日フレンド会員特典 指定割引券の提出で、入館料大人1000円を900円に、子ども(3歳〜中学生)400円を360円に割引き。グループ全員有効。
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