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札幌市清田区の「くどう珈琲(コーヒー)」は自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆販売店。お手ごろ価格から農園や栽培方法にこだわった「スペシャリティコーヒー」まで幅広く取りそろえる。自分の好みを相談しながら、デパートや大型店などよりも2割程度安く購入できるのが魅力だ。 店内では常時約20種の豆を販売する。代表の工藤光夫さん(62)の現在のお薦めは、コロンビア産のカフェインレスコーヒーだ。通常のカフェインレスは風味やコクが物足りないものも多いが、工藤さんはこのコーヒーを最初に飲んだ時、カフェインレスと分からなかったという。工藤さんは「コーヒーは好きだがカフェインを気にするという人に飲んでほしい」と話す。 工藤さんは25歳のころに飲んだコーヒーをきっかけにそのおいしさに目覚めた。1999年、務めていた会社を退職して独学で焙煎を学び、2003年に同市南区に自家焙煎店をオープン。11年、現在地への移転を機に店名を「くどう珈琲」に変更した。 コーヒーは同じ豆でも焙煎した人によって味が変わる。工藤さんは「洋服などと同じで、『くどう珈琲』という名前のブランドで豆を提供している。自分がおいしいと思わないものは店に出しません」と言い切る。
◇所在地 札幌市清田区平岡9の1の8の11。電話011・884・6500。営業時間は平日午前10時〜午後6時、土日祝日午前11時〜午後6時。月曜定休。インターネットでの購入は同社のECサイト(https://kudou―coffee.shop―pro.jp/)。
◇毎日フレンド会員特典 くどう珈琲のECサイトに会員登録して購入した人に会員価格(20%引き)で販売。コロンビア産カフェインレス(100c1100円)など数種類が対象。 2022年5月末まで。
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